本日2月12日は旧暦の元旦にあたりまして、中国では「春節」と言い大切にされている日です。
旧暦を使用する占術では紫微斗数という占いが有名です。この占いでは本日が1年の変わり目となります。
さて、本日は四柱推命の話となります。
現在緊急事態宣言の延長期間中で外出が憚られるご時世ですが、そうした中でも自宅待機が苦でない方と辛い方がいらっしゃいます。
その原因としまして『外向性』の性格か『内向性』の性格かで推し量れます。
『外向性』『内向性』については4年前に書いた以下の記事で記しています。
『外向性』『内向性』は四柱八字中にある 日干と日干に隣接する干(月干、日支蔵干、時干)との関係で観ていきます。
日干が甲・乙の場合
丙・丁(食傷)・戊・己(財)が隣接すると『外向性』
庚・辛(官殺)・壬・癸(印)が隣接すると『内向性』日干が丙・丁の場合
戊・己(食傷)・庚・辛(財)が隣接すると『外向性』
壬・癸(官殺)・甲・乙(印)が隣接すると『内向性』日干が戊・己の場合
庚・辛(食傷)・壬・癸(財)が隣接すると『外向性』
甲・乙(官殺)・丙・丁(印)が隣接すると『内向性』日干が庚・辛の場合
壬・癸(食傷)・甲・乙(財)が隣接すると『外向性』
丙・丁(官殺)・戊・己(印)が隣接すると『内向性』日干が壬・癸の場合
甲・乙(食傷)・丙・丁(財)が隣接すると『外向性』
戊・己(官殺)・庚・辛(印)が隣接すると『内向性』
四柱八字は小山内先生のサイトにある「干支と暦の計算データ(PC対応・スマホ対応)」で自動算出できます。但し、入力には正確な時間を算出する必要があり、正確な時間はこちらの記事を参照の上算出してください。
『外向性』とは一言で言うとアウトドア派で、行動的で外出することが多く交友関係が広いです。したがって、『外向性』の干が多い方は自宅に居続けることを好まずコロナ自粛が辛いでしょう。
『内向性』とは一言で言うとインドア派で、家にいることが好きで交際範囲が狭く深いです。したがって、『内向性』の干が多い方は元々自宅にいるのを好みますのでコロナ自粛を苦としません(もちろん限度はありますが)。
もちろん、四柱八字で『外向性』の干が多い方でも大運(10年運)に『内向性』の干が強く巡りますとさほど辛くなくなります。しかし、大運は10年間という期間限定ですので、その期間が過ぎますとその作用は消えますので、四柱八字を中心に観た方がいいでしょう。
さらに追記しますと、前述の表で四柱八字と大運に『内向性』の(官殺)の干が多い方はルールをしっかり守る傾向があります。
このように四柱推命で行動原理を把握しますと、客観的に自分や周囲の人を観ることができ、どのように対応した方が良いかがわかりやすいでしょう。