この話は以前ブログで書いたような気がしてましたが、過去のブログ記事を調べても出てきませんでしたので書かせて頂きます。
大衆性というのは多くの人が親しみを覚える事柄であるのに対し非大衆性は少ない人が親しみを覚える事柄で、大衆性のあることはメジャー、非大衆性はマイナーと言われています。
この大衆性・非大衆性を好む傾向は四柱推命で観ることができます。
それは日干に隣接する干に「財」があるかどうかで判断します。
「財」は以下のとおり算出致します。
日干が甲・乙の場合、戊・己が「財」
日干が丙・丁の場合、庚・辛が「財」
日干が戊・己の場合、壬・癸が「財」
日干が庚・辛の場合、甲・乙が「財」
日干が壬・癸の場合、丙・丁が「財」
四柱八字ならび大運はこちら（PC・タブレット版、スマホ版）で自動算出いたしますが正確な時間が必要です。正確な時間は過去の記事であるコラム なぜ占いに出生都道府県が必要か でご確認ください。
「財」は周囲や社会の状況を見るという象意があり、日干に隣接する干に「財」がありますと周囲や社会に沿って行動しますので大衆性を好む傾向があります。
それに対し日干に隣接する干に「財」がない（これを「無財」と言います）ということは周囲や社会に沿ってではなく自分が興味・関心あることに沿って行動しますので非大衆性を好む傾向があります。
但し、「無財」であっても大運で「財」が巡ってきますと非大衆性に対する意識が薄まってきます。
「財」の参考記事
具体例を挙げていきましょう。
例１
こちらの方は某有名ミュージシャンです。
月干に「財」がありますので大衆性を好む傾向があります。
学生時代にパンクロックが好きでパンクバンドをやっていましたが、音楽やるには売れる事が大事という考えからパンクバンドをやめポップスでデビューされました。その後ヒット曲を出し音楽のみならず俳優としてもご活躍されています。
例２
こちらの方は某お笑い芸人です。
日干に隣接する干に「財」がありませんので「無財」となり非大衆性を好む傾向があります。
この方の芸はモノマネが多いのですが独特で、デビューから数年は大衆よりもそれを知っている人にウケる芸をされてました。しかし、あるキッカケで人気が出てご活躍されています。
このように「財」の有無で大衆性か非大衆性かという視点が見えてきますが、これはミュージシャンや芸能人に限らず一般の方々でも出てきます。ご自身や周囲の方の四柱八字（命式）を観て確認してみてください。
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