全てのパターンを網羅したわけではありませんが、少なくとも私の過去の占例ではイベント等の開催は簡単にわかります。
今回は以下の3例についてご説明致します。
占例A
7月〇〇日から息子さんが赴任している沖縄に行く予定だが無事行けるか(生徒さんの占例)。
占例B
3月〇〇日に開催の音楽ライブに行ってよいか(生徒さんの占例)。
占例C
屋外イベントに行ってよいか(榎本の占例)。
※占例A,Bの日にちは占断に影響しないため〇〇で記しました。
上記3例に共通することは、
開催中止になったことです。
占例Aは台風で飛行機が運航しなくなり中止
占例Bは友人がいるバンドのメンバーが新型コロナ陽性になり出演中止(他のバンドは出演)
占例Cは開催日前日まで大雨が降り足場が著しく悪いため中止(当日は晴れ)
この3例には共通していることがあります。
それは
応爻が日辰から冲していること
です。
冲とは十二支同士が真反対の位置にある場合に起きることです。
冲の図
占例Aは応爻の酉が日辰の卯と冲してます。
占例Bも応爻の酉が日辰の卯と冲してます。
占例Cは応爻の卯が日辰の酉と冲してます。
※これは日辰からの冲であり、太歳や月建からの冲である破ではこのようになりません。
※卦内に冲する爻が二爻ある場合はこの限りではありません。
このように特定のイベントの場合は上記のような状況では開催中止となりそれ以外では開催します。
断易は漢字で記されているものが多いので一見難しそうに思われがちですが、今回のように観るポイントがわかれば簡単に分かります。
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