E S S 占術アカデミーブログ

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気学方位占例 吉方位で就職したつもりが。。。

1月29日の記事で書きました閉院してしまった腕の良い歯科医院ですが、移転先が判明しましたが、その場所が所沢と自宅や会社から結構離れていますので残念ながら通えないです。

 

 

 

 気学方位占例 吉方位で就職したつもりが。。。

昨年、関西地方在住の40代女性よりご相談があり、就職した会社の内情が酷く辞めたいとのこと。

具体的には、その会社は知人のお母様(60代)の仕事場で、息子さんが社長(30代)だが実質的権力は身内ではない60代の男性が社長業務を行っている。しかし、その男性とお母様が不倫関係でいつもベッタリくっついて行動されていて、そういう人が実権を握っていることもあり無駄な支出が多く、仕事はあるのに会社が上手くまわっていないとのこと。また、お母様は相談者に対して冷たく、慣れていない仕事で大して業務を教えてもらっていないのに失敗すると嫌味を言われるとのことでした。

しかも、その方は就職の際に方位を観て入社したのに、なぜこんな会社にはいってしまったのか、とのことでした。

 

ご相談者のデータならびに入社日、自宅から会社の方位は以下のとおりです。

本命星 五黄土星
月命星 三碧木星
入社日(初出勤日)2015年2月2日
自宅から会社の方位 西

 

本命星と月命星から吉方位を割り出しますと、最大吉方位が九紫火星本命星の吉方位が二黒土星、六白金星、七赤金星となります。但し、最大吉方位と吉方位は、凶殺方位に該当しないことが条件です。凶殺方位については2015年11月18日の記事をご覧ください。)

 

入社日の年盤、月盤を観ますと以下のとおりです。

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多くの東洋系の占いでは立春である2月4日頃に年変わりしますので、2月2日では前年となり、年盤が四緑木星中宮、月盤が六白金星中宮の盤となります。2つの盤の西方位を観ますと、ご相談者の仰るとおり凶殺方位に該当せず、しかも年盤は六白金星、月盤は八白土星とともに本命星の吉方位となる九星が入っていますので吉方位であり、相談者の方位の選定には一見すると何も問題がありません。

 

 

それでは、なぜこのようなことが起きたのでしょうか?

 

 

それは「2月2日」がキーポイントなります。

前述のとおり東洋系の占いでは立春で年変わりしますが、2015年の年変わりは2月4日午前7時3分です。そうしますと年変わりはこの日時になったら急に変わるような感じがしますが、実際はその数日前から徐々に2015年の気が入り2月4日午前7時3分にほぼ完全に変わる、と考えた方がよろしいです。なぜなら、自然の気は季節の変化と同様にきっちり線引きできるようなものではないからです。したがって、年の変わり目が時間まで算出することができても少なくとも気学においては目安でしかありません。このような時は新規の行動は避けた方が無難でしょう。

 

 

この相談者の場合はどうかと申しますと、次の2015年盤と2月盤の影響が出ました。

 

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2015年盤は西に五黄土星が入るので五黄殺となりしかも相談者は本命星が五黄土星なので本命殺も加わります。2月盤では七赤金星が入りますが、反対側に月命星である三碧木星が入っているため月命的殺となり、年盤・月盤ともに凶方位となります。

 

このようなことは年の変わり目だけでなく月の変わり目でも起きますので充分ご注意ください。

また、ついでに変わり目関連でもう1つお話すると、方位線の境界近くも要注意でして、境界線近くは隣方位の九星の気が混ざってきて影響を受けます。特に隣の方位が五黄殺方位、暗剣殺方位、歳破・月破方位ですと影響が強いですので絶対避けてください。

 

 

 

 

  

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