E S S 占術アカデミーブログ

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断易と四柱推命の吉凶判断の違い

よく四柱推命と断易は共に五行の相生・相剋・比和で強弱を観て判断しますので吉凶判断が同じように思われる方がいらっしゃるようですが、断易は原則「強弱=吉凶」になりますが、四柱推命は原則「中和=吉、強弱=凶」となりますので大分異なります。

 

 

断易の強弱吉凶図

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断易は原則用神が太歳・月建・日辰から相生・比和・合・併*1すれば吉相剋・冲・破すれば凶となります。つまり強ければ吉弱ければ凶ということになります。

但し、病気のように強いと問題となるものは例外的にとなります。

 

 

 

四柱推命の強弱吉凶図

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一方、四柱推命では四柱八字内で日干が中和から強弱どちらに離れているかを算出して、日干が中和より強ければ大運や流年で弱めると吉強めると凶、日干が中和より弱ければ大運や流年で強めると吉弱めると凶となります。つまり、八字だけでなく大運や流年を含めて中和すると吉となります。

但し、これは「五行の調和」の判断であり「通変の調和」はこれに該当しません。
また、「五行の調和」は健康的で穏やかな生活をできるかを観る視点ですが、有名人やアスリートように身を粉にして活動されている方は上記でになるのが普通です。

 

 

このように断易四柱推命では同じ五行を使用していても判断基準が異なりますが、この判断基準があるために共に吉凶がわかりやすく実用的でございます。

 

 

 

 

 

 

*1:同じ十二支のこと