まず宣伝ですが、今週2講座が開講します。
8日(木) 四柱推命講座(第24木曜コース)
10日(土)気学〔傾斜法+卜占法〕講座(第2土曜コース)
まだ席はございますので、お申込、お問合はお問合せフォームもしくはお電話(03-5829-6946)にてお願い致します。
*お電話の際は必ず「占術アカデミー」とお申し付けください。
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今回の占例は、地方都市在住の受講生より、先日自動車事故を起こしてしまい、被害者はかすり傷程度の軽症で済みましたが、1年前に交通違反をしているため今回の事故で状況によっては免許停止になってしまう可能性があるとのこと。
そこで今回の事故で免許停止になるかを立ててみました。
断易は月建と日辰を使用しますので、用神が分かりますとそれらからの強さを観れて分かりやすいのですが、逆に用神が分からないと吉凶判断も状況も分からないところがデメリットです。
用神は兄弟、子孫、妻財、官鬼、父母の六親と世爻、応爻の中から選択します。
実質7択ですが、用神が1つだけということは少ないですので2,3選択することになります。
六親図
また、六親は5つしかないため上記六親図のように六親同士で相生・相剋・比和の関係があり、そこから事象が出てきます(矢印の先が三角になっているのが相生関係、二本になっているのが相剋関係です)。
例えば、子孫は官鬼を相剋しますが、官鬼を病気としますと子孫は病気を治す治療や薬となります。
また、子孫は妻財を相生しますが、妻財を商売での利益としますと子孫は利益を生み出す商売自体となります。
さて、この占例の用神も六親の中から考えていかないといけません。例え世爻、応爻であったとしましても世爻、応爻の左側には六親が付きますので考える必要があります。
「免許は証明書だから父母で…」と考えているとおそらく実際の状況に合った用神に辿り着かないでしょう(そう考えたい気持ちは理解できますが…)。
私も正直申し上げて初めての占うテーマでしたのですぐに分かった訳ではなく結構考えましたが、状況に合った用神に辿り着き実際当たってました*1。
その実際の状況は、今回の事故で免許停止にはなりませんでした。
このように初めて占うテーマはすんなり分かりませんが、六親の事象ならびにそれらの関係性で考察していけば状況にあった用神に辿り着くはずです。
また、用神や六親一覧表は便利ではありますが、基本的な考え方が分からないと応用が利きませんし、役割が変わりますと用神が変わります。しかし、それらも六親の事象と関係性で解決が可能です。
このように用神についての考え方や占断別の判断が学べる断易〔五行易〕講座(第3土曜コース)が11月21日より開講いたします。
まだ席がございますので、お申込・お問合をお待ちしています。
その他お知らせ
*1:まぐれ当たりではなく理論的に証明できました