このブログは占術説明と占例、告知ぐらいしか書いてませんが、たまには違った方面で書いてみようと思います。
私の私見ではありますが、覚えが早い人って特徴があることに気づきました。
例えば、占術に限らず何かしら知識や技術を得ようとして授業を受ける際、
Aさんはテキストを全部覚えて授業も聞き逃さずに覚えようとする。
Bさんはテキストで重要なところを中心に覚え、あまり重要でないところは覚えない。
どちらの方が知識や技術をしっかり得られるようになるでしょうか?
答えはBさんです。
中にはAさんみたいな方法でしっかり得られる方もいますが、余程の記憶力や気力がある方でないと原則不可能です。
そのためAさんみたいな方法ですと途中で集中力を欠いたり必要な箇所を覚えていなかったりしてなかなか頭に入りません。
人間は記憶できる量に限界があるのと、同じ事柄でも捉え方が異なることがあり、1の事を覚えるにしても初級の段階で覚えるのと中級の段階では見え方が異なり、後で覚えたほうが楽だったりしっかり理解ができる事が多々あります。
したがって、Bさんみたいな方法ですと、例えその時に覚えられない事柄があっても、後でしっかり理解できることがあります。
つまり、知識や技術の習得には、取捨選択と理解できる「状況」が必要となってきます。
このようなことを書く理由は、知り合いで習い事好きで手を広げすぎてなかなか習得できない人がいます。
その方は話している限りそんなに頭悪くないのになかなかできるようにならない。
このような方は教室側からしたらいいお客様*1なんですが、習得しないのも教室のクオリティの問題になるので、お互いにとって良いことではないです。
先日一緒の講習会に出る機会があったので様子をみてみたところ、Aさん方式だったんです。
なので、Bさん方式の話をしたんですが、聞く耳もたずAさん方式を続け「覚えられない」と嘆いていました。
確かに教えてもらったことを全て覚えようとしてくれる気持ちは教える方としては嬉しいのですが、それよりも習得してくれる方がより喜びを感じられますので、上手く取捨選択をされて自分が得られる事を確実に得てほしいです。
近々の案内です。
本格的と言っても気学の初歩から行います。
占いイベントです。
断易を一通り学んだ方向けです。
*1:カモとも言う(笑)