先月の話です。
ある受講生が鼻の下あたりに違和感があったらしく病院で見てもらったところ膿胞の疑いがあるとのことでした。
本人は心配なので観て欲しいとのことでしたので断易を立てたところ、以下の卦が出ました。
この卦を見た瞬間に症状は軽く、治療すればそんなに日数がかからず治るでしょうと判断しました。
(※用神を官鬼で判断してしまいますと決してこのような判断にはなりません。判断理由につきましては断易(五行易)講座テキスト[第3版]内にある「病占の判断法」をご参照ください。)
結果として簡単な手術で膿胞を取り除き経過良好ですので、軽いという判断が当たっていましたが、
それよりもこの卦はどこかで見たことあるな、と思い過去の占例ノートを見返したところ、2年前の記録に以下の卦が出てきました。
占いテーマ:腹痛の状況
動爻以外の月建、日辰、本卦がまったく同じ!
しかも占うテーマが、
「私の腹痛の状況」と病気の部分は異なるものの、病気を占う点で同じでした!!
判断も同じで大したことないだろうと判断し、薬飲んで寝たら治りました。
同じようなテーマで同じ卦が出ることは結構あると思いますが、
月建と日辰が同じことはかなりの確率のように思われます。
一応確率を出してみますと以下のとおりです。
12(月建)×60(日辰[干支])×64(卦)=46,080(分の1)
(※日辰については十二支だけでなく十干も合わないと空亡が異なりますので60通りとなります。)
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