ここのところイベントや新規講座が複数ございましたため、なかなかコラムが書けませんでしたが、ようやく書けるようになりました。
今回は四柱推命の大運についてです。
大運とは四柱推命で使用する10年運のことで、運勢の流れを判断するのに重要な視点となるものです。
生活環境や身体的に変化する場合が多いですが、それらに変化がない場合でも思考や心境に変化が起こります。
四柱八字と大運を確認するには、干支と暦の計算データ(PC対応・スマホ対応)をご利用ください。
下記の四柱八字は昨年10月24日の記事「今までの四柱推命コラムの内容でどの程度占うことができるか」で占例として出しました安室奈美恵さんです。
安室さんは今年9月に引退を表明していますが、40歳で大運干支自体は変わりませんが蔵干が変わります。*1。
しかも、16歳から蔵干に水(壬・癸)の五行の干が始まり 26歳からは天干と蔵干両方とも水の五行の干が巡ってきていましたが、それが24年経って久しぶりに土(己)という異なった五行の干が巡ってきましたので、環境や心境が変化することは明らかです。
五行と十干
木=甲・乙
火=丙・丁
土=戊・己
金=庚・辛
水=壬・癸
但し、その変化が良い変化なのか悪い変化なのかは、「五行の調和」や「通変の調和」が判断できないと分かりません。
次の例は斉藤由貴さん(1966年9月10日21時20分 神奈川県生)です。
現在51歳で、昨年6月頃に大運が壬辰から辛卯に変わりました。
蔵干は木(乙)のままですが、天干が水(壬)から金(辛)に変わりました。
斉藤由貴さんはここ数年舞台やドラマ等で活躍されていましたが、大運が変わった頃からマスコミに騒がれ始め、それが原因で仕事が激減しました。
おそらくしばらくされたら復帰されると思われますが、少なくとも本人の意識であったり周囲からの印象は前の大運の時とは異なるでしょう。
このように大運が変わる時には何かしら変化が起こりますので、皆さんも意識されると良いでしょう。
1月28日と2月25日に四柱推命のセミナーを開催いたします。
思考パターンや行動パターン、才能を活かせる時期の見方をお話いたします。
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その他お知らせ
*1:大運に書かれている数字は大運の開始年を表しています