ある分野でフリーランスで働かれている方からのご相談で、以前から数回仕事をしているA社が東京オリンピック関連で事業拡大するので正社員を募集する可能性があるとの情報を得たそうです。そこでA社に採用されるかを断易で立てました。
用神は世爻=相談者、応爻=A社です。
断易を少し勉強された方は、世爻も応爻も月建もしくは日辰から相生や比和されしかも六合卦*1なので採用されるのではないか、と思われるのではないでしょうか。
しかし、世爻も応爻も両方共空亡しています。
空亡ということはお互いに本気ではないことを表しています。つまり、A社は事業拡大するとは言え正社員を採用する気がなくフリーランスの方を増員して運営していくようですし、相談者も本気で正社員になりたいわけではなさそうです。相談者については話を聞いていて感じ取れました。
それでは六合卦は何を表すかといいますと相談者とA社の距離の近さだと想定できます。実際フリーランスの仕事においては良好な関係だそうです。
結果は3ヶ月経っていますが正社員の募集が出ていないそうです。
六合卦はあくまで状況でありこれだけで吉凶を決めてはいけませんのでご注意ください。
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*1:全ての爻が爻内で合の関係になる卦のこと。