今回挙げさせて頂く例は秋篠宮佳子様です。
8月末で学習院大学を退学し国際基督教大学(ICU)を受験されるとのこと。
皇族で退学をされるのは異例ではないでしょうか。
今回は気学傾斜法と併せてみていきます。
1994年12月29日午前9時20分 東京都生 女性
(左が四柱推命の命式、右が気学傾斜盤です。)
四柱推命では、日干己を中心とし各干縦横に隣接する干との関連性で観ていきます。
日干己に隣接するのは月干丙、時干己、日支己です。そして日支と時干に通変の比劫が隣接していますので時支の丙も影響していきます。
そうしますと日干に火と土しかなく、日干が土で全て祖生しますので日干強となります。日干強の場合、バランスを取るため日干を弱める金、水、木の五行が巡ってくるのを原則吉とします。
次に通変をみますと、日干己は五行の土ですので、土を中心にみますと日干に隣接する干は火と土だけですので、比劫と印が隣接します。
(左が五行図、右が通変図)
五行で火と土の影響が強い人は、保守的で記憶力が優れ、言語能力が高いです。また、通変では印が巡っていますので興味を持ったことに深く突き詰めるところがあり一芸に秀でます。
したがって、大学を中退されたのもICUで深く研究されたい分野が見つかったからではないかと読み取れます。
次に気学傾斜法でいきますと、本命星が六白金星、傾斜宮が兌宮(七赤)傾斜になります。六白金星は親分肌で責任感が強く物事を大局的に捉えます。兌宮傾斜はコミュニケーション能力が高く、仕事も趣味も一生懸命行います。視点が違うものの四柱推命と類似した結果となりました。
最後に四柱推命の大運を看ますと18歳から甲戌運が巡っております。通変は、甲は官殺、戌は前6年が比劫、後4年が食傷となります。官殺は印同様知識の習得する時期ですので、充分知識・技術を習得し後半の24歳あたりからそれらを生かして活躍し始めるのではないでしょうか。
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