先日のイベント鑑定で四柱推命をご希望された方がいまして、生年月日、出生時間、出生都道府県をお聞きしました。すると以下のようにお答えされました。
「１９●●年●●月●●日昼頃」
出生時間が正確ではないものの、お母様からお聞きしたとのことでこの出生データで四柱推命の八字（命式）を出しました。
日干に隣接にしている干（月干、日支蔵干、時干）の通変は官殺、印、財でしたので、これらの事象から性格の特徴であったり状況を観ていったのですが、どうも財の事象出ていませんでした。
財の事象とは利害関係に敏感で計画性があり、しかもこの方の財は陽干で日干は陰干ですので「大きな夢を語る人」になります。そのような感じはなくむしろ遠い未来を考えないような方でした。
以上より出生時間が昼頃と言ってもその前後ではないかと思い観てみますと、一刻前（午前９時～１１時）の干で確認してみました。
（※四柱推命の時柱は２時間おきに奇数の時間（１時、３時、５時…）で変わります。）
時干が食傷に変わりますと、財が隣接していないために遠い未来を考えず、行動的で損得を考えず動くところがあり実際ところそのとおりだそうです。
その後この方がベテランの西洋占星術をに確認して頂いたところ、四柱推命と同様の結果となりました。
このように身内から教えてもらった出生時間でも事象が合わない時には時干を変更して確認してみることが大切となります。
１０月からの四柱推命講座（第３土曜コース）は引き続き受講生募集中です！
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