E S S 占術アカデミーブログ

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気学方位占例 境界線近くは要注意!

2月9日の記事で年や月の変わり目について書かせて頂きましたが、今回は境界線の変わり目についてです。

気学方位では自宅を中心にして放射線状に方位線を引きます。この線は方位の境界線でして気が交じり合っています*1

 

 

方位地図
気学では十二支で方位を表し、子が北方位で、そこから右回りに丑と寅は北東方位、卯は東方位、辰と巳は南東方位、午は南方位、未と申は南西方位、酉は西方位、戌と亥は北西方位となります。f:id:seishinenomoto:20140610154847j:plain



 

 

丁度9年前(2007年)の二黒土星の年に知人が転居したとの報告を受けました。

知人は本命星が五黄土星月命星が七赤金星です。

転居した月は2月節でしたので年盤と同じ二黒土星の月でした。

転居した方位は東方位です。

 

 

年盤・月盤
(歳破と月破は今回の例では関係ありませんので省略しました。)

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知人は多少九星気学の知識がありましたので、自分で吉方位を割り出しました。この年盤・月盤では東方位に凶殺方位が入っていなく、しかも本人にとって吉方位となる九紫火星が回座していますので、意気揚々と引越しをされたそうです。

 

 

しかし、しばらくすると会社から明らかな左遷命令が出ました。

本人は業務上の過失等の覚えがなく、しかも上司との関係も良好だったため寝耳に水で、労働組合を介して会社に抗議しました。すると当然上司の耳にもその話が入り抗議をやめるよう忠告されましたが本人は聞き入れず上司との関係も悪くなり状況は悪化。自分の居場所を失い、「なぜ吉方位へ引っ越したのにこんな目に合わなくちゃいけないんだ!」と私のところに相談に来ました。

 

前の自宅から転居先は以下の地図のとおりです

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Aが前の自宅、Bが転居先です。
地域を特定されないようにモザイクをかけたため分かりづらいですが、前の自宅から転居先は確かに東方位に入っていますが、北東方位との境界線(赤線)に近く気が交わっています。北東方位は五黄土星が回座しているため五黄殺方位の凶作用を受けてしまったことになります。五黄土星は五行でを表し、は変化と同時に保守を意味し悪く出ますと変化を拒む事につながりますので、左遷時の本人の状況と一致します。

 

このまま住み続けると状況が更に悪化する可能性が高いため、境界線を気をつけて吉方位へ移転されました。
すると、同業他社からの転職の話があり転職されました。

 

このように境界線近くの引越しは絶対避けてください。特に隣の方位が五黄殺、暗剣殺、歳破・月破ですと凶作用の影響が強いです。
まれに境界線近くで隣の方位も吉方位のことがありその場合は差し支えありませんが、経験上吉作用がやや弱い気がしますので、その点は配慮しなくてはなりません。

 

  

  

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*1:以前この境界線を方位の中心線だと勘違いしていた人がいましたので皆様ご注意を