占術の基本は今回で4回目で、テーマは九星気学について書かせて頂きます。
九星気学はルーツとしては断易や四柱推命などに比べ新しい占術でありますが、高島暦や九星暦などで普及しており八角形の盤が身近でご覧になったことのある方も多いのではないのでしょうか。
九星気学は9つの星を使用し、運勢、性格、仕事運・恋愛運・財運・健康運等の各運、転居や旅行の方位、状況判断(卜占法)など幅広く占うことができます。
また、気学のいいところは方位を使用し運を改善できるところです。これは他の占術にはございません。
九星の種類
九星盤ならびに九星と五行の種類は以下のとおりです。
一白水星=水(下[北])
二黒土星=土(右上[南西])
三碧木星=木(左[東])
四緑木星=木(左上[南東])
五黄土星=土(中央)
六白金星=金(右下[北西])
七赤金星=金(右[西])
八白土星=土(左下[北東])
九紫火星=火(上[南])
九星の名前には数字と色、五行が入っていますので、比較的分かりやすい構成になっています。そして方位は通常の地図と異なり北が下、東が左、南が上、西が右となります。
九星の動き方
この九星盤は上記の五黄土星が中央にある盤が基本盤として、中にある九星が動きます。例えば、上記盤が次の盤に動きますと以下のようになります。
中央が五黄土星から四緑木星に変わったのは分かると思いますが、他の九星はどう動いたか一見すると分からないと思われます。
しかし、この動き方はとてもシンプルです。一言で言いますと、
次の数字の九星がある位置へ移動
します。具体的には、
一白水星は二黒土星が入っている右上[南西]へ移動
二黒土星は三碧木星が入っている左[東]へ移動
三碧木星は四緑木星が入っている左上[南東]へ移動
四緑木星は五黄土星が入っている中央へ移動
五黄土星は六白金星が入っている右下[北西]へ移動
六白金星は七赤金星が入っている右[西]へ移動
七赤金星は八白土星が入っている左下[北東]へ移動
八白土星は九紫火星が入っている上[南]へ移動
九紫火星は一白水星が入っている下[北]へ移動*1
となります。
この動きが次々進みまして九回動きますと一巡するようになってます。
したがって、九星盤は9通りしかありません。そうすると一見パターンがないように思いがちですが、実際占う時にはこれに十二支が入り、さらに年、月、日、刻と4つの盤が複雑に絡み合いますので、パターン化しないようになってます。
告知(開講日程順)
席数が残り2席になりました。
参加者1人1人の来年の状況を占います。
来年年明け開講です。残り2席です。
こちらも残り2席です。
*1:九紫火星で九星が終わりなので一白水星に戻る。