E S S 占術アカデミーブログ

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四柱推命占例(三船美佳さん・高橋ジョージさん長女)

先日占例として出しました三船美佳さん高橋ジョージさん長女の命式について解命致します。

 

2004年11月9日午前6時20分 東京都

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日干の強弱を観ますと、時干癸は同五行なので一見強まりそうに思えますが時支乙に洩らしてあまり役立たなく、月干と日支が乙でこれも時干同様洩らしますので日干弱となります。このように食傷が強くなりすぎることを「倒食」と言います。本来食傷の象意は創造性や行動力であり、バランスが取れていると頭の回転が早く明るくおしゃべりになるのですが、倒食になりますと食傷の活動が負担になり口数が少なくなり性格も暗くなります。倒食とは書いていませんが2014年12月1日の記事に図入りで説明しています。しかも食傷にあたる干の五行が木なので感情面に問題が発生しているでしょう。

通変の見方で父親は財、母親は印で表します。この命式では日干に財や印が隣接していなく、しかも1歳からの大運で7歳まで財と印が巡ってきませんので、幼少期において父性愛、母性愛を得ていないことを表しています。父親はマスコミで子煩悩のような事をアピールしていましたが、この命式が正しければそれは偽りであると言えます。また、母親も子供の面倒をあまり見ず寂しい思いをしていたのでしょう。

大運を観ていきますと、日干弱ですので通常でしたら印か比劫が巡れば調和しますが、この命式は比劫が巡ると日干と同時に食傷を強めてしまいますので、印が巡って日干を強めると同時に食傷を相剋しなければなりません。

 

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幸いなことに7歳からの大運で印が巡ってきており、その印は強弱があるものの51歳まで続きます。印がこれだけ続きますので多少波はあるものの比較的落ち着いた生活をされるでしょう。また、印が巡ってくるということはその頃から母親が面倒をみるようになったのでしょう。

 

 

 

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